竹内好論
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書誌事項
竹内好論
(岩波現代文庫, 学術 ; 147)
岩波書店, 2005.6
- タイトル読み
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タケウチ ヨシミ ロン
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注記
第三文明社1975年刊の増補文庫化(『沈黙のはてに』,『「竹内好という問題」浮上』を増補)
内容説明・目次
内容説明
竹内好(一九一〇〜七七)は単なる中国文学者ではない。魯迅を精神の糧とし、戦争体験を反芻しつつ、近代日本への根源的批判を続けた自立の思想家であった。その生涯の課題は今、アジア諸国に波紋を呼ぶ。近代とは何か、中国論、ナショナリズム、アジア主義、日本イデオロギー等々を、戦後世代の第一人者が読み解く渾身の評伝。
目次
- 序章—生きるかたち
- 学問する情熱の章
- 故郷喪失の章
- 共同体論に関する章
- 日本浪曼派との訣別の章
- いまだ生まれ出でざる言葉の章
- 『魯迅』の世界
- 体験とその意味についての章
- 近代の批判に関する章
- ナショナリズムとアジアの章
- 啓蒙者の位相の章
「BOOKデータベース」 より