会社は誰のものか
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書誌事項
会社は誰のものか
(新潮新書, 121)
新潮社, 2005.6
- タイトル読み
-
カイシャ ワ ダレ ノ モノ カ
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注記
主要参考文献: p189-191
内容説明・目次
内容説明
ライブドア対フジテレビ、そして西武王国の崩壊—。日本企業が直面する数々の事態は、かくも普遍的な問いを我々に投げかける。いったい会社は誰のものなのか、と。まずは筆者が揺籃期からかかわってきたネット業界を通じて、ポスト産業資本主義の時代の会社、株主、経営者の生態を分析。株式会社のモラル・ハザードとガバナンスの歴史を振り返りながら、専門のブランド論をまじえて「新しい資本主義」の展望を語る。
目次
- 第1章 ネット企業を考える(「一人勝ち」への恐怖;ウェブ制作からポータルへ ほか)
- 第2章 会社は誰のものか(株主主権の優勢;アメリカに倣った10年 ほか)
- 第3章 「会社は化け物」と心得よ(情報格差とモラル・ハザード;南海バブル会社 ほか)
- 第4章 企業のガバナンスを考える(メインバンクから株主へ;株主の不在—規制産業 ほか)
- 第5章 新しい資本主義が始まっている(持ち株会社制度が進む;「人的資本」が見直される ほか)
「BOOKデータベース」 より