反時代的思索者 : 唐木順三とその周辺
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反時代的思索者 : 唐木順三とその周辺
藤原書店, 2005.6
- タイトル読み
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ハンジダイテキ シサクシャ : カラキ ジュンゾウ ト ソノ シュウヘン
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内容説明・目次
内容説明
哲学・文学・歴史の狭間で、戦後の知的限界を超える美学=思想を打ち立てた唐木順三。全盛期の『中央公論』の名編集長で、戦後のアカデミズムとジャーナリズムを知悉する著者が、「故郷・信州」「京都学派」「筑摩書房」の三つの鍵から、戦後思潮に距離を取り続けた唐木の思索の核心に迫り、“戦後”を問題化する。
目次
- 第1章 筑摩書房というドラマ—ひとつの友人共同体
- 第2章 京都大学哲学科の物語
- 第3章 漱石と鴎外
- 第4章 戦後という空間
- 第5章 反転‐中世へ—ニヒリズムとしての現代
- 第6章 中世的世界の解釈学—無用者の発見
- 第7章 批評と思想の間—小林秀雄と唐木順三
- 第8章 哲学と社会科学—思想が生まれるところ
- 第9章 ふたたび京都学派について
- 第10章 信州—郷土の英雄
「BOOKデータベース」 より