反時代的思索者 : 唐木順三とその周辺

書誌事項

反時代的思索者 : 唐木順三とその周辺

粕谷一希著

藤原書店, 2005.6

タイトル読み

ハンジダイテキ シサクシャ : カラキ ジュンゾウ ト ソノ シュウヘン

大学図書館所蔵 件 / 97

この図書・雑誌をさがす

内容説明・目次

内容説明

哲学・文学・歴史の狭間で、戦後の知的限界を超える美学=思想を打ち立てた唐木順三。全盛期の『中央公論』の名編集長で、戦後のアカデミズムとジャーナリズムを知悉する著者が、「故郷・信州」「京都学派」「筑摩書房」の三つの鍵から、戦後思潮に距離を取り続けた唐木の思索の核心に迫り、“戦後”を問題化する。

目次

  • 第1章 筑摩書房というドラマ—ひとつの友人共同体
  • 第2章 京都大学哲学科の物語
  • 第3章 漱石と鴎外
  • 第4章 戦後という空間
  • 第5章 反転‐中世へ—ニヒリズムとしての現代
  • 第6章 中世的世界の解釈学—無用者の発見
  • 第7章 批評と思想の間—小林秀雄と唐木順三
  • 第8章 哲学と社会科学—思想が生まれるところ
  • 第9章 ふたたび京都学派について
  • 第10章 信州—郷土の英雄

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA72654527
  • ISBN
    • 4894344572
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    316p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
ページトップへ