書誌事項

図解ヒートポンプ

田中俊六監修 ; 矢田部隆志編著

オーム社, 2005.7

タイトル別名

Heat pump

図解ヒートポンプ : 地球温暖化防止とヒートポンプ・蓄熱技術

ヒートポンプ : 図解 : 地球温暖化防止とヒートポンプ蓄熱技術

タイトル読み

ズカイ ヒート ポンプ

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内容説明・目次

内容説明

空気の熱などの未利用エネルギーを熱源にする「ヒートポンプ」の飛躍的なCOP向上と利用可能な分野の広がりは、従来のエネルギー構造に変革をもたらす可能性が極めて大きいものと思われます。ヒートポンプは、必要な時に必要な熱エネルギーを自在にくみ上げることができるほか、蓄熱槽と組み合わせると、あらかじめ必要とされる熱エネルギーを蓄えることで効率のよい運転ができます。例えば、将来、住宅の省エネルギーがいっそう進むと、わずかな消費電力で住宅1軒の全館冷暖房が可能になるかもしれません。また、時間をかけてお湯を沸かすヒートポンプ給湯機も瞬間湯沸しが可能になるかもしれません。お風呂の残り湯の熱エネルギーを、給湯や暖房にヒートポンプでリサイクルすることも行われ、さらに、冷房排熱を利用した暖房・給湯システムなど高機能化も進むでしょう。京都議定書の目標を達成するために2010年にヒートポンプ給湯機520万台、高効率空調機12000台普及させることは決して大げさな目標値ではありません。なぜなら、すでに技術は確立しているのです。要はヒートポンプを積極的に採用するよう国、企業、国民が努力することなのです。

目次

  • ヒートポンプとは?
  • 地球温暖化とヒートポンプ
  • 都市と地球の環境にやさしいヒートポンプ
  • 住宅で使われるヒートポンプ
  • ビル・店舗で使われるヒートポンプ
  • 都市再開発・工場で使われるヒートポンプ
  • ヒートポンプの原理
  • ヒートポンプの種類と特徴
  • 冷媒の種類と環境性
  • 蓄熱システム
  • こんなにあるさまざまなヒートポンプ
  • ヒートポンプを取り巻く社会環境

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA72761301
  • ISBN
    • 427450039X
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    190p
  • 大きさ
    21cm
  • 分類
  • 件名
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