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中世仏教の思想と社会

大隅和雄著

(歴史学叢書)

名著刊行会, 2005.7

タイトル読み

チュウセイ ブッキョウ ノ シソウ ト シャカイ

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内容説明・目次

内容説明

仏教史、とりわけ鎌倉仏教をはじめとする中世仏教史は、依然として日本史学史上の重要な課題の一つである。著者は、歴史と文学の古典に親しみ、日本文化史や日本思想史に深い造詣を有しているが、中世の仏教史に一貫して取り組んで来た。本書は、鎌倉新仏教の思想史的前提や聖の宗教活動を扱った初期の論考から、鎌倉仏教の概観、女性と仏教、『元亨釈書』と仏教、説話文学と仏教、さらに蓮如の思想に触れた論考までを集成する。著者の多年に亘る中世仏教史研究の思想と方法とが凝集されている。

目次

  • 第1部 序編(鎌倉仏教と民衆)
  • 第2部 時代と仏教(古代末期における価値観の変動;鎌倉仏教とその革新運動)
  • 第3部 女性と仏教(救済としての女人往生;女人と仏教 ほか)
  • 第4部 『元亨釈書』と仏教(『元亨釈書』の仏法観;『元亨釈書』の僧伝について ほか)
  • 第5部 仏教史の諸相(聖の宗教活動—組織と伝道の視点から;説話文学と仏教 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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