ルービン回顧録
著者
書誌事項
ルービン回顧録
日本経済新聞社, 2005.7
- タイトル別名
-
In an uncertain world : tough choices from Wall Street to Washington
- タイトル読み
-
ルービン カイコロク
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内容説明・目次
内容説明
アメリカ経済に史上空前の繁栄をもたらし、歴代の財務長官のなかで最も高く評価されるロバート・E.ルービン。メキシコやアジアの通貨危機、LTCM破綻など数々の難局を乗り切り、ともすれば「大きな政府」を志向しがちな民主党・クリントン政権内に市場中心主義を根付かせたその経済運営は、その名にちなんで「ルービノミクス」と呼ばれ、ウォールストリートはもとより米議会、さらには世界各国の政策担当者から絶大な信認を得た。初の回想録である本書は、自ら陣頭指揮をとった通貨危機との闘い、巨額の財政赤字を解消した経緯など、最重要閣僚として関与したクリントン時代の経済政策の舞台裏を詳細に語る。また、大統領のセックス・スキャンダルにも言及。そしてルービノミクスの根幹をなす「確実なものは何もない」という哲学を自らの言葉で披瀝する。退任後の現在も、世界経済のキーパーソンとして活躍する名財務長官の貴重な証言。
目次
- 二一世紀最初の危機
- 市場に学ぶ
- ゴールドマン・サックスの内と外で
- 政治の洗礼
- ホワイトハウスでの任務
- 財務長官に就任
- 財務省での日々
- 国際経済危機
- 経済危機をめぐる考察
- さらなる暗雲
- ワシントンを去る
- 上げ相場の終焉をめぐって
- ルービノミクスによる提言
- 国際的共存時代の幕開け
「BOOKデータベース」 より