ドイツさん
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ドイツさん
未知谷, 2005
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ドイツサン
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注記
「ドイツさん物語」(偕成社 1974年刊)の改題
解説: みやこうせい
内容説明・目次
内容説明
時は90年まえ、場所は四国八十八霊場第一札所の鳴門は板東。青島のドイツ軍俘虜千人を収容することとなった。収容所長は戊辰戦争で敗れた会津藩士の長男、処遇に武士の情けでのぞんだという。人が未だその身の丈で生きた時代、先進国ドイツと地元徳島の人々の間に深い交流が生まれた。人々は俘虜たちを「ドイツさん」と呼び、ドイツさんは創意と自主性に富んだ生活を送った。農業、工芸、建築、音楽など、さまざまな交流が広がった。ベートーヴェン「第九」の日本初演もこの地、この時のことであった。当時の友愛の交流を描くノンフィクション・ノベル。
「BOOKデータベース」 より