プロレスファンという装置
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プロレスファンという装置
(青弓社ライブラリー, 40)
青弓社, 2005.8
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プロレス ファン ト イウ ソウチ
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プロレスファンという装置
2005.8.
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プロレスファンという装置
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注記
はじめに(亀井好恵)
参考文献: 章末
収録内容
- プロレスファンであることの悲哀と絶望 : ミスター高橋以後の精神史 / 井上章一 [執筆]
- 「活字プロレス」という名の装置 / 山野井健五 [執筆]
- プロレスファン二十二歳 : 毎日プロレスな日々 / 樋口裕二 [執筆]
- 女子プロレス興行にみる音楽の使われ方 / 東谷護 [執筆]
- ステレオタイプなメッセージ : 全女イズムを軸に / 亀井好恵 [執筆]
- ガイアの物語構成 : 過去・現在、そして未来へ続く「読む」という行為 / 岩佐敦子 [執筆]
- 〈仮縫い〉のようなプロレス : 広田さくらのコスチューム論 / 小野原教子 [執筆]
- エンターテインメントとしてのプロレスと中年ファン / 岡村正史 [執筆]
- プロレスファン論の可能性に向けて / 小田亮 [執筆]
内容説明・目次
内容説明
シナリオがある「ショー」だと思われているプロレスを楽しむファンは、その虚構性と戯れながら、その先にある「真実の瞬間」を追い求めつづける—。「ミスター高橋以後のファンの読み」「広田さくらの衣装と“私”」「全女イズムとガイア」「中年ファンとその家族の葛藤」「歌とレスラー」などの素材・視点から、プロレス的教養を身につけプロレス偏差値を上げて、クールでアイロニカルな読みをする「成熟したオーディエンス=邪推するファン」の悲哀と絶望、そして歓喜に正面から向き合う。プロレスを物語としてとらえて、ファンがどう読み、解釈し、消費しているのかを明らかにして、怒りながらも陶酔するファンたちが向かうべき道を指し示す試み。
目次
- 序章 プロレスファンであることの悲哀と絶望—ミスター高橋以後の精神史
- 第1章 「活字プロレス」という名の装置
- 第2章 プロレスファン二十二歳—毎日プロレスな日々
- 第3章 女子プロレス興行にみる音楽の使われ方
- 第4章 ステレオタイプなメッセージ—全女イズムを軸に
- 第5章 ガイアの物語構成—過去・現在、そして未来へ続く「読む」という行為
- 第6章 “仮縫い”のようなプロレス—広田さくらのコスチューム論
- 第7章 エンターテインメントとしてのプロレスと中年ファン
- 終章 プロレスファン論の可能性に向けて
「BOOKデータベース」 より