三島由紀夫論
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三島由紀夫論
パピルスあい , 社会評論社 (発売), 2005.8
- タイトル読み
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ミシマ ユキオ ロン
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内容説明・目次
内容説明
三島由紀夫の宇宙観が拓かれてゆく…。“いつも先方においてブリリアントに輝いていた”三島由紀夫と文学について語り合った上総英郎が“三島の作品自体を考究の目的”とした「後にはひけない試論」として三島由紀夫論を遺した。
目次
- 第1章 タナトスへの囚虜—初期作品より
- 第2章 罪に先立つ悔恨—『仮面の告白』論
- 第3章 反日常性の美学—『仮面の告白』以後、『愛の渇き』、『禁色』の架空美
- 第4章 相対的泥土の底に(反女性的世界の敗北)—『禁色』と『アポロの杯』
- 第5章 世界を拒否する顔—『沈める滝』から『金閣寺』へ
- 第6章 立ち去ったマドンナ—『金閣寺』について
- 第7章 永遠に女性なるもの…
- 第8章 挫折した青春群像
- 第9章 芸術志向と権力志向
「BOOKデータベース」 より