エッセンシャル遺伝学
著者
書誌事項
エッセンシャル遺伝学
培風館, 2005.9
- タイトル別名
-
Essential genetics : a genomics perspective
遺伝学 : エッセンシャル
- タイトル読み
-
エッセンシャル イデンガク
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注記
原書第3版(Jones and Bartlett, c2002)の全訳
訳者: 福井希一, 池内達郎, 生島隆治, 中村千春, 山本博章, 山本和生, 松浦悦子, 伊藤(伊達)敦子
用語解説: p490-508
索引: p509-519
内容説明・目次
内容説明
遺伝学の教科書として世界的に高い評価を得ている書“Essential Genetics:A Genomics Perspective”の全訳。本書の大きな特徴は、原書の副題にあるように、全体を通してゲノム科学の視点が貫かれている点にある。まず、全体の基礎として、DNAの構造から形質発現までの概略が述べられる。つぎに、古典遺伝学をゲノム科学と一体化して解説。つづく章では、遺伝子の構造やその発現と制御など、分子遺伝学の核心となる事項についてふれる。これに加えて、遺伝学的手法を取り入れることによって一大発展をとげた発生生物学やがんの遺伝的機構、遺伝子工学などの分野も広くカバーされている。さらに、集団遺伝学や量的形質の遺伝学の分野も網羅されており、本書のみで現代の遺伝学の全体像を把握することができる。大学の学部学生のテキスト・参考書のみならず、教員や研究者の座右の書としても最適である。
目次
- 分子遺伝学とゲノム科学の概要(DNA:遺伝子とゲノムの遺伝暗号)
- 古典遺伝学的解析(遺伝子伝達の遺伝学:メンデルのもたらしたもの;遺伝の染色体的基礎 ほか)
- 分子遺伝学的解析(DNAの化学構造、複製とその操作;突然変異とDNA修復の機構 ほか)
- 遺伝子とゲノムの分子生物学(遺伝子発現の分子遺伝学;遺伝子制御の分子機構 ほか)
- 複合形質と進化遺伝学(集団遺伝学と進化;量的形質の遺伝学)
「BOOKデータベース」 より