青の歴史
著者
書誌事項
青の歴史
筑摩書房, 2005.9
- タイトル別名
-
Bleu : histoire d'une couleur
- タイトル読み
-
アオ ノ レキシ
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注記
原著 (Paris : Le Seuil, 2000) の全訳
参考文献: p204-212
内容説明・目次
内容説明
ギリシャ・ローマの人々にとって、青は不快な野蛮の色だった。現代では、青は、最も好まれる色として勝利を収めている。フランスの紋章学の鬼才・パストゥローが、古代社会から現代にいたる青の“逆転の歴史”を、聖母崇拝と青、フランス王家の紋章への青の採用、宗教改革以後の倫理規範と青、さらにはジーンズと青など、西洋史のなかの興味深いエピソードとともに鮮烈に描き出す。
目次
- 第1章 控えめな色—起源から十二世紀まで(白とそれに対立する二色;青く染める—タイセイとインジゴ ほか)
- 第2章 新しい色—十一‐十四世紀(聖母の役割;紋章の証言 ほか)
- 第3章 道徳的な色—十五‐十七世紀(奢侈法と服飾規則;規定された色と禁じられた色 ほか)
- 第4章 お気に入りの色—十八‐二十世紀(青対青—青色染料(パステル)とインジゴの闘い;新しい顔料—プルシアン・ブルー ほか)
「BOOKデータベース」 より