失われた記憶を求めて : 狂気の時代を考える

書誌事項

失われた記憶を求めて : 狂気の時代を考える

文富軾著 ; 板垣竜太訳

現代企画室, 2005.7

タイトル別名

잃어버린 기억을 찾아서 : 광기의 시대를 생각함

タイトル読み

ウシナワレタ キオク オ モトメテ : キョウキ ノ ジダイ オ カンガエル

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注記

原著(ソウル : 図書出版三仁, 2002.8)の抄訳

内容説明・目次

内容説明

軍事独裁と、それに抵抗する民主化運動—韓国社会を覆ったさまざまな形の暴力の生々しい記憶は、どこへ消え去ったのか。「釜山アメリカ文化院放火事件」(一九八二年)の「首謀者」として逮捕、投獄された著者が、運動と暴力をめぐる「記憶」と「忘却」の問題を提起して、韓国で大きな論争を巻きおこした問題作。「私たち」が負った傷あとを語る痛切な響きは、読むものの心を深くつき動かす。光州、一九八〇年五月。まだ癒えぬ傷痕の中から生まれた「暴力論」。

目次

  • はじめに 時間の記憶、異なる「視線」を求めて
  • 第1章 失われた記憶を求めて—狂気の時代を考える
  • 第2章 「光州」二十年後—歴史の記憶と人間の記憶
  • 第3章 傷痕が語りはじめた—補償と治癒の差異について
  • 第4章 誰もすまないとは言わなかった—死と犠牲に対する礼儀
  • 第5章 すべては終わった、だが愛していた

「BOOKデータベース」 より

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