古代インドの神秘思想 : 初期ウパニシャッドの世界
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書誌事項
古代インドの神秘思想 : 初期ウパニシャッドの世界
(講談社学術文庫, [1731])
講談社, 2005.10
- タイトル読み
-
コダイ インド ノ シンピ シソウ : ショキ ウパニシャッド ノ セカイ
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注記
原本: 講談社現代新書(講談社 1979年1月刊)
付: 解説 (赤松明彦 [執筆])
叢書番号はブックジャケットによる
内容説明・目次
内容説明
眼は太陽であり、思考力は月であり、耳は方位であり、頭は火であり、気息は風である—。小宇宙と大宇宙の対応の思想は、やがて個体の本質アートマンと最高実在ブラフマンの一致の自覚へと深化される。古代インドに展開された生の根源を洞察する叡知、神秘思想の本質を初期ウパニシャッドをもとに解明した、斯界の碩学による最良のインド思想入門。
目次
- 第1章 古代インドの叡知—ウパニシャッドが現代に伝えられるまで
- 第2章 祭式から哲学へ—ブラーフマナとウパニシャッド
- 第3章 ブラフマンとアートマン—最高実在と個体の本質
- 第4章 「有」の哲学—ウッダーラカの学説
- 第5章 「非ず、非ず」のアートマン—ヤージニャヴァルキヤの思想(1)
- 第6章 輪廻と解脱—ヤージニャヴァルキヤの思想(2)
- 第7章 アートマンと外界—『カウシータキ・ウパニシャッド』の教説
「BOOKデータベース」 より