鳶魚で江戸を読む : 江戸学と近世史研究
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鳶魚で江戸を読む : 江戸学と近世史研究
(中公文庫, [や-44-5])
中央公論新社, 2005.10
- タイトル読み
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エンギョ デ エド オ ヨム : エドガク ト キンセイシ ケンキュウ
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内容説明・目次
内容説明
江戸学の開祖・三田村鳶魚が見た江戸の姿はどのようなものだったのか。近世史家の著者が、アカデミズムの観点から鳶魚の業績をたどりつつ、江戸の風俗・社会についてわかりやすく解説。現代歴史学の立場にたった客観的な視線を通して、江戸学の大家の思想と歴史観を浮かび上がらせる好著。
目次
- 1 江戸学の祖三田村鳶魚(鳶魚の人と学問;鳶魚の歴史学)
- 2 江戸学の成果と近世史研究(文明批判としての江戸学;鳶魚お気に入りの人物;将軍に子供が多いと幕府が倒れる;鳶魚の恋愛観;親兄弟を助けるためのキャリア・ウーマン;鳶魚の吉原研究;時代の移り変わりと泥坊;鳶魚の江戸趣味批判;分を知る侠客、お上の権威で威張る目明し;貧富を均一化させる江戸のシステム;側用人をめぐる言説;江戸の通貨と金融業者としての札差)
「BOOKデータベース」 より