ポストモダン・バーセルミ : 「小説」というものの魔法について

書誌事項

ポストモダン・バーセルミ : 「小説」というものの魔法について

三浦玲一著

彩流社, 2005.10

タイトル別名

Postmodern, Donald Barthelme

ポストモダンバーセルミ : 小説というものの魔法について

タイトル読み

ポストモダン バーセルミ : ショウセツ ト イウ モノ ノ マホウ ニツイテ

大学図書館所蔵 件 / 84

この図書・雑誌をさがす

注記

ドナルド・バーセルミの略歴、および作品一覧: p463-465

引用文献一覧: 各章末

内容説明・目次

内容説明

バーセルミの「読解不能性」について我々は何を語りうるか?『ニューヨーカー』を中心に活躍し、熱烈でカルト的な人気を誇った作家を再評価し、その実験性を現代文学のひとつの頂点と位置づける試み。アメリカ・ポストモダン小説における最も実験的な作家の作品を手がかりに、現代とポストモダニズムの交点での文学のあり方を探り、「深み」のないテクストをどのように「解釈」するのかを論じる。ジャック・ラカン、ミシェル・フーコー、ジャック・デリダといったポスト構造主義者の論考と、ジャン・ボードリヤール、フレドリック・ジェイムソン、アントニオ・ネグリらのポストモダニズム論を踏まえた、アメリカ文学研究者によるドナルド・バーセルミ論。

目次

  • 1 ラカンと他者表象—言葉が主体を創るとき(自律したテクスト、身体のアレゴリー—「風船」;主体構成のジェンダー—『雪白姫』)
  • 2 フーコーと力の形態—中心、起源を持たない権力(メタフィクションとポストモダン・パロディ—「ボディガードについて」;文学と精神分析—『死父』)
  • 3 デリダとジェンダー—脱構築を呼ぶ主体概念について(テクストの表層とジェンダ—「説明」、「芸術学校の入り口で」;ナショナリズム、グローバル化、倫理—『パラダイス』)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA73973531
  • ISBN
    • 4779111242
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    476p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
ページトップへ