「三島由紀夫」とはなにものだったのか

書誌事項

「三島由紀夫」とはなにものだったのか

橋本治著

(新潮文庫, は-15-4)

新潮社, 2005.11

タイトル別名

三島由紀夫とはなにものだったのか

タイトル読み

ミシマ ユキオ トワ ナニモノ ダッタノカ

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内容説明・目次

内容説明

“同性愛”を書いた作家ではなく、“同性愛”を書かなかった作家。恋ではなく、「恋の不可能」にしか欲望を機能させることが出来ない人—。諸作品の驚嘆すべき精緻な読み込みから浮かび上がる、天才作家への新しい視点。「私の中で、三島由紀夫はとうの昔に終わっている」と語って憚らない著者が、「それなのになぜ、私は三島が気になるのか?」と自問を重ね綴る。小林秀雄賞受賞作。

目次

  • 第1章 『豊饒の海』論(二人の三島由紀夫—桧俊輔と南悠一;『金閣寺』の二人 ほか)
  • 第2章 同性愛を書かない作家(松枝清顕の接吻;同性愛を書かない作家 ほか)
  • 第3章 「女」という方法(三島由紀夫の「戦後」;囚われの人 ほか)
  • 終章 「男」という彷徨(不在の後;認識が「死ね」と言う ほか)
  • 補遺 三島劇のヒロイン達(『喜びの琴』事件;杉村春子から水谷八重子へ ほか)

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA74043477
  • ISBN
    • 4101054142
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    473p
  • 大きさ
    16cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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