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中国がひた隠す毛沢東の真実

北海閑人著 ; 廖建龍訳

草思社, 2005.10

タイトル別名

Collection of essays on Mao Tse-Tung

毛沢東の真実 : 中国がひた隠す

タイトル読み

チュウゴク ガ ヒタカクス モウ タクトウ ノ シンジツ

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注記

関連年表: p[4]

内容説明・目次

内容説明

1930年代初めの紅軍(人民解放軍の前身)将兵の大量殺戮にはじまり、土地革命、反右派闘争、大躍進運動、文化大革命にいたる粛清・整風・闘争・運動のなかで、毛沢東はいかにして4千万人以上の国民を死に追いやったのか。「4人組」逮捕ののち、これらを一度は批判しながら、再びその歴史が隠蔽され、毛沢東賛美がつづくのはなぜか。党史に精通する北京在住の古参幹部が、毛沢東の実像を明らかにし、いまなお毛沢東の手法を踏襲する中国共産党こそ「歴史を鑑にせよ」と迫る問題の書。

目次

  • 最初の悲劇—大量粛清のはじまり
  • ユートピアの現実—延安の整風運動
  • 親日・媚日—明日の内戦にそなえる
  • 朝鮮戦争への介入—毛沢東、スターリン、金日成
  • 秘密警察の国—密告制から特務まで
  • 党と軍—先に鉄砲を手にした者が勝つ
  • 文化人の迫害—胡風反革命集団事件の顛末
  • 『海瑞罷官』を自在に使う—文革と権力闘争
  • 「過去は振り返らない」—紅衛兵運動の末路
  • 唯一の遺産—一人を批判して、五億人増える
  • 歴史の捏造—毛と湖南出身者の仲
  • 墓を壊す—「鞭屍文化」を残す
  • 毛夫妻の私生活—飢饉のさなかに、あまたの別荘
  • 毛統治の代価—四千万人以上を殺した責任は

「BOOKデータベース」 より

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