人間の疎外と市民社会のヘゲモニー : 生涯学習原理論の研究
著者
書誌事項
人間の疎外と市民社会のヘゲモニー : 生涯学習原理論の研究
大月書店, 2005.10
- タイトル読み
-
ニンゲン ノ ソガイ ト シミン シャカイ ノ ヘゲモニー : ショウガイ ガクシュウ ゲンリロン ノ ケンキュウ
大学図書館所蔵 全108件
  青森
  岩手
  宮城
  秋田
  山形
  福島
  茨城
  栃木
  群馬
  埼玉
  千葉
  東京
  神奈川
  新潟
  富山
  石川
  福井
  山梨
  長野
  岐阜
  静岡
  愛知
  三重
  滋賀
  京都
  大阪
  兵庫
  奈良
  和歌山
  鳥取
  島根
  岡山
  広島
  山口
  徳島
  香川
  愛媛
  高知
  福岡
  佐賀
  長崎
  熊本
  大分
  宮崎
  鹿児島
  沖縄
  韓国
  中国
  タイ
  イギリス
  ドイツ
  スイス
  フランス
  ベルギー
  オランダ
  スウェーデン
  ノルウェー
  アメリカ
この図書・雑誌をさがす
内容説明・目次
内容説明
人間は疎外された受苦的存在でありながら、これを乗り越えようとする情熱的存在でもある。この疎外を超克しようとする場が市民社会であり、疎外回復の営為をヘゲモニーと呼ぶ。キーコンセプトを軸に、主体形成のための教育=生涯学習原理論を展開する。
目次
- はじめに 本書のための予備的考察
- 第1部 人間の疎外と回復の思想—初期マルクスの考察(三池闘争、疎外論、初期マルクスへの関心—六〇年代思想の狭間で;人間観の原点・「具体的普遍」—「学位論文」を中心に;「具体的普遍」の現存・「貧民」の内実—『ライン新聞』第一・第三論文の再審を通して;プロレタリアートの発見への階梯—「ヘーゲル国法論批判」の周縁;「人間的解放」の定礎—『ヘーゲル国法論批判』、『独仏年誌』の位相:初期マルクスの人間=社会観について—第1部の総括にかえて;付論 マルクスの主体形成論の再審)
- 第2部 市民社会とヘゲモニー—グラムシ『獄中ノート』の考察(グラムシの生涯と思想—サルデーニャ、トリーノそして獄中;グラムシの「実践の哲学」分析試論—唯物論と観念論の超克;市民社会論と「歴史的ブロック」—土台・上部構造の連関;グラムシの教育構想—知識人論と大衆の間;ヘゲモニー概念の刷新と展開—「国家の市民社会への再吸収;グラムシ研究の新段階—没後六〇周年に際しての覚え書)
- 第3部 市民社会と主体形成—教育改革と生涯学習(自分史のなかに「市民社会」を読む—戦後思想の断層;市民社会の歴史的系譜—ギリシアのポリスと中世の独立自営農民層;市民社会と公共性—「私」と「公」の統合;現代市民社会と人権の問題—社会教育学会五〇年の研究総括;国家と地域の思想・再審—市民社会と直接民主制;現代市民社会と教育改革;付論1 生涯学習とボランティア・ネットワーキング;付論2 大学と生涯学習センター)
- 「あとがき」にかえて
「BOOKデータベース」 より