コリン・ウィルソンのすべて : 自伝

書誌事項

コリン・ウィルソンのすべて : 自伝

コリン・ウィルソン著 ; 中村保男訳

河出書房新社, 2005

タイトル別名

Dreaming to some purpose

Dreaming to some purpose : an autobiography

コリンウィルソンのすべて : 自伝

タイトル読み

コリン ウィルソン ノ スベテ : ジデン

内容説明・目次
巻冊次

上 ISBN 9784309204482

内容説明

1931年イギリス、レスターに生まれたコリン・ウィルソンは、転職を重ね、パリ、ロンドンを放浪しながら、独学を続け、戯曲や小説を書いて、作家を志した。1956年に、野宿をしながら大英博物館の読書室で執筆した、処女作『アウトサイダー』刊行されるや、世界的ベストセラーとなり、一躍有名人となる。自らの性的な遍歴、有名人との出会いなどを正直に語る一方、様々な本との出会いと、そこから生まれた思索の道筋を明らかにしていく。殺人や性的な倒錯から、思想家・神秘家の思想の高みまでを思いめぐらし、独自の世界をきずいたコリン・ウィルソンの全貌を知るための格好の書。

目次

  • 入場券を神にお返しする
  • ロマン主義的ニヒリスト
  • メアリー
  • 結婚そしてロンドン
  • 無政府主義とソーホー街
  • ジョイ
  • ロンドンと『アウトサイダー』
  • 突破口を拓く
  • 揺り返し
  • 離脱
  • レニングラードでのジョン・ブレイン
  • アメリカ
巻冊次

下 ISBN 9784309204499

内容説明

1956年にベストセラー『アウトサイダー』を発表し時の人となったコリン・ウィルソンは、米国での講演旅行に誘われ、さらには一時期米国に移り、大学講師ともなる。『アウトサイダー』後の代表作『オカルト』ははじめ頼まれ仕事に過ぎなかったが、執筆するにつれ超常現象にたいする懐疑的な態度は消え、X機能という重要概念を生み出す。伝説の版元オリンピア・プレスからの執筆依頼、アントニー・バージェスの裏表にある態度や、エイブラハム・マズローとの会見、来日のエピソードから、合作のトラブルまでも開放的に話した面白すぎる自伝。

目次

  • 絶頂体験
  • 哲学と猥本
  • 巡回講演
  • 大学滞留
  • シアトル
  • オカルト
  • 倒壊
  • 犯罪史
  • 実現性のある夢
  • 古きものども

「BOOKデータベース」 より

詳細情報
  • NII書誌ID(NCID)
    BA74134288
  • ISBN
    • 4309204481
    • 430920449X
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 原本言語コード
    eng
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    2冊
  • 大きさ
    20cm
  • 件名
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