よく生きる
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書誌事項
よく生きる
(ちくま新書, 564)
筑摩書房, 2005.11
- タイトル読み
-
ヨク イキル
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注記
読書案内: p279-284
内容説明・目次
内容説明
「よく生きる」。これは、時と所を問わず、人間にとって究極の問いである。人は強くて、同時に弱くなければならない。人は強くなければ自分の存在を守れない。しかし、それは動物としての生存の維持である。人は、弱くなったとき、他者の心を理解し、他者と真の交わりに入り、存在の根源に帰入する。それが人の幸せである。古今東西の哲学、宗教、文学を通して、人間のこの真実を明らかにする。
目次
- 第1章 幸福(生きる;幸福とはなにか;ソクラテスにおける「生」と「生のかなた」)
- 第2章 他者(孤独の突破;人間の高さ)
- 第3章 神(ギリシア人の神;ソクラテスの神;妙高人と絶対他力;他者を求める神;神の高さと低さ)
- 第4章 社会(市民の概念と人間の平等;デモクラシーの基礎と未来;現代の政治哲学)
「BOOKデータベース」 より