北僻に立つ : 孤高の儒官頼杏坪

著者

    • 藤井,登美子 フジイ,トミコ

書誌事項

北僻に立つ : 孤高の儒官頼杏坪

藤井登美子著

郁朋社, 2005.7

タイトル読み

ホクヘキ ニ タツ : ココウ ノ ジュカン ライ キョウヘイ

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内容説明・目次

内容説明

文化文政期、すでに田沼意次は失脚し、松平定信も去った。還暦間近の頼杏坪は「難治の貧郡」と陰口される広島藩の北辺四郡の代官に任じられる。不正や収賄がまかり通り、農村は荒廃し、農民は貧と窮に倦んでいた。地方官吏として懸命に立て直しを計る彼の前に現れたのは、北辺の大地が育んだ露草のような女、志津であった…。頼山陽の叔父である広島藩の儒学者、頼杏坪がその真価を発揮したのは、老齢期に差しかかってからのことである。文学者、儒学者、行政官として民衆のために命を燃やした人物の物語。

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA74311973
  • ISBN
    • 4873023092
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    220p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
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