北僻に立つ : 孤高の儒官頼杏坪
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北僻に立つ : 孤高の儒官頼杏坪
郁朋社, 2005.7
- タイトル読み
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ホクヘキ ニ タツ : ココウ ノ ジュカン ライ キョウヘイ
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内容説明・目次
内容説明
文化文政期、すでに田沼意次は失脚し、松平定信も去った。還暦間近の頼杏坪は「難治の貧郡」と陰口される広島藩の北辺四郡の代官に任じられる。不正や収賄がまかり通り、農村は荒廃し、農民は貧と窮に倦んでいた。地方官吏として懸命に立て直しを計る彼の前に現れたのは、北辺の大地が育んだ露草のような女、志津であった…。頼山陽の叔父である広島藩の儒学者、頼杏坪がその真価を発揮したのは、老齢期に差しかかってからのことである。文学者、儒学者、行政官として民衆のために命を燃やした人物の物語。
「BOOKデータベース」 より