皇帝と帝国
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皇帝と帝国
(Minerva西洋史ライブラリー, 69 . 西欧中世史事典||セイオウ チュウセイシ ジテン ; 2)
ミネルヴァ書房, 2005.11
- タイトル別名
-
Grundstrukturen der Verfassung im Mittelalter
Kaiser und Reich
- タイトル読み
-
コウテイ ト テイコク
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注記
原著 (Stuttgart : W. Kohlhammer, 1998) の全訳
その他の訳者: 浅野啓子, 小倉欣一, 佐久間弘展
原タイトルは標題紙裏による
史料一覧: 巻末p30-32
文献および史料の補遺: 巻末p27-28
内容説明・目次
内容説明
「皇帝と帝国」がどのような意味をもつのかという問題は、歴史研究の最も重要なテーマのひとつである。「神聖ローマ帝国」の皇帝は、1000年にもわたって、ヨーロッパ大陸の西部で、最も地位の高い君主であった。ヨーロッパの人々の政治意識や宗教意識において、皇帝権は大きな役割を演じ、ヨーロッパが文化的な統一体になることに寄与したのである。本書は、『西欧中世史事典』の続編として構想された、帝国と皇帝権に関する国制史の教科書である。入門書としての教育的な見地から、様々な学説、現在の論争、未解決の問題を述べただけでなく、制度、人物、出来事、概念に関する導入的な解説をも加え、主要な史料の該当箇所は原語と意訳で示し、また事典としても役立つように配慮した。
目次
- 1 帝国(概念規定;歴史的背景;帝国の領土;帝国と国民 ほか)
- 2 皇帝権(概念規定;歴史的背景;皇帝権の国制史的・理念史的現象形態)
「BOOKデータベース」 より