「北朝鮮」とは何だったのか

書誌事項

「北朝鮮」とは何だったのか

関川夏央著

(ワニ文庫)

ベストセラーズ, 2003.4

タイトル読み

キタチョウセン トワ ナンダッタノカ

注記

「退屈な迷宮」(新潮社1992年刊)の増補版

年表あり

内容説明・目次

内容説明

北東アジアの火薬庫として予断を許さない北朝鮮。首都平壌が秘めるシンメトリーな風景の意図。いかなる生産にも寄与しない巨大建造物の乱立。歴史を捏造して進められる金日成、金正日の神格化。一九八七年以来、3回にわたって入国した著者が、「常識人」の眼と耳でとらえた迷宮の危険な真実!いま何が起ころうとしているのか?北朝鮮問題の核心を、圧倒的な情報と精緻な論証でつづった必読のノンフィクション。

目次

  • 朝鮮半島は日本の「戦後」時代を映す鏡である
  • 北朝鮮マジカル・パッケージ・ツアー
  • 日本「常識人」の北朝鮮観光
  • ソウル五輪が残したもの
  • 「普通の人が生きていた」—ある韓国人作家の北朝鮮報告
  • 一九八九年の朝鮮半島
  • 中朝国境から見る風景
  • ルーマニアと北朝鮮
  • 「意外な展開」の九月—日朝会談の実情
  • 賑わう神々
  • 退屈な迷宮
  • 民族主義と言う軛

「BOOKデータベース」 より

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