再軍備とナショナリズム : 戦後日本の防衛観

書誌事項

再軍備とナショナリズム : 戦後日本の防衛観

大嶽秀夫 [著]

(講談社学術文庫, [1738])

講談社, 2005.12

タイトル別名

再軍備とナショナリズム : 保守、リベラル、社会民主主義者の防衛観

タイトル読み

サイグンビ ト ナショナリズム : センゴ ニホン ノ ボウエイカン

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注記

中央公論社(1988.7)刊の文庫化

内容説明・目次

内容説明

朝鮮戦争の勃発によりアメリカの対日政策は転換し、日本は警察予備隊を創設、再軍備への道を歩きだす。そこには出発点から、その後の防衛論議を大きく歪める数々の要因を孕んでいた。吉田内閣、芦田均や鳩山一郎ら自由主義者、西尾末廣ら社会党右派はこの防衛問題をどう捉え、いかに対処したのか。戦後政治上最大の論点を原点まで遡り精緻に検証する。

目次

  • 第1章 二つの再軍備—西ドイツと日本(西ドイツの再軍備;日本の再軍備)
  • 第2章 吉田内閣による再軍備—警察予備隊創設から保安庁発足まで(マッカーサー書簡の背景;日本政府(治安担当者)の対応 ほか)
  • 第3章 積極的再軍備論の登場と展開—日本のリベラリズムと防衛論(芦田均;石橋湛山 ほか)
  • 第4章 日本における社会民主主義の分裂—日本社会党内の防衛論争(社会党右派の伝統的政治文化;戦後派社会民主主義者=和田博雄 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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