精神障害への解決志向アプローチ : ストレングスを引きだすリハビリテーション・メソッド

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精神障害への解決志向アプローチ : ストレングスを引きだすリハビリテーション・メソッド

ティム・ローワン, ビル・オハンロン著 ; 深谷裕訳

金剛出版, 2005.11

タイトル別名

Solution‐oriented therapy for chronic and severe mental illness

精神障害への解決志向アプローチ : ストレングスを引きだすリハビリテーションメソッド

タイトル読み

セイシン ショウガイ エノ カイケツ シコウ アプローチ : ストレングス オ ヒキダス リハビリテーション メソッド

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注記

原タイトル:Solution‐oriented therapy for chronic and severe mental illness

監訳: 丸山晋

文献: p153-155

内容説明・目次

内容説明

本書は、統合失調症やうつ病など、慢性的で重度の精神障害への悲観的見方に対する挑戦の書である。著者らの提唱する解決志向アプローチは、病理や限界に焦点を当てた伝統的な治療モデルとは異なり、クライアントの持つ健康な側面や能力、可能性を強調し、彼らのストレングスを引きだすことに目標を置く。そのために、個人の尊厳を大切にし、希望の種・変化の種をともに探す姿勢が不可欠であること、症状への対処に役立つ手段を見つけること、問題が起こっていない時は何が違っているかを観察すること、個人を診断名から切り離して考えること、クライアントや家族と協働し、当事者としての専門性を生かすことなどが、効果的な実践メソッドとして明解に述べられている。

目次

  • 第1章 慢性的で重度の精神障害への希望に満ちたアプローチ
  • 第2章 波に乗る
  • 第3章 傷つけられたアイデンティティについてのストーリーを書き換える
  • 第4章 体験の再評価
  • 第5章 クライアントやその家族、そしてその他の人々との協働
  • 第6章 新しい未来像の創造
  • 第7章 危険な状況や暴力的な状況への対応
  • 第8章 “境界例”のクライアントに対する効果的で尊厳のある治療
  • 第9章 再発からの回復と再発予防
  • 第10章 重度の精神障害を持つ人々に関わる上での一般的原則
  • 終章 他の理論との関連

「BOOKデータベース」 より

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