幾度目かの最期 : 久坂葉子作品集
著者
書誌事項
幾度目かの最期 : 久坂葉子作品集
(講談社文芸文庫)
講談社, 2005.12
- タイトル読み
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イクドメ カ ノ サイゴ : クサカ ヨウコ サクヒンシュウ
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注記
年譜・著書目録: p285-294
収録内容
- 四年のあいだのこと
- 落ちてゆく世界
- 灰色の記憶
- 幾度目かの最期
- 女
- 鋏と布と型
- 南窗記
内容説明・目次
内容説明
今も惜しまれる元祖天才文学少女、その青春の光と影—。十八歳の時書いた作品で芥川賞候補となり、そのわずか三年後に、列車に身を投げた久坂葉子。名門の出という重圧に抗いつつ、敗戦後の倦怠と自由の空気の中で、生きることの辛さを全身で表わすかのように、華やかな言動の陰で繰り返される自殺劇…。遺書的作品「幾度目かの最期」を中心に、神話化された幻の作家の心の翳りを映す貴重な一冊。
目次
- 四年のあいだのこと
- 落ちてゆく世界
- 灰色の記憶
- 幾度目かの最期
- 女
- 鋏と布と型
- 南窗記
「BOOKデータベース」 より