シアトル日刊邦字紙の100年

書誌事項

シアトル日刊邦字紙の100年

有馬純達著

築地書館, 2005.12

タイトル読み

シアトル ニッカン ホウジシ ノ 100ネン

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注記

関連年表: p214-217

主な参考文献・資料: p218-222

内容説明・目次

内容説明

一九〇二年、若き日本人たちが、西部開拓の拠点シアトルで日本語の新聞を創刊した。排日の嵐のなか、米国西北部の日系人コミュニティーのあいだで高い購読率を誇った『北米時事』である。新聞が唯一の情報源だった「新聞黄金時代」に、先達の気概をもって論陣を張ったサムライ・ジャーナリストたちを、『北米時事』社長兼主筆を父に持つ著者が、静かな筆致で描く。

目次

  • 1章 二十世紀初頭=『北米時事』と在留邦人
  • 2章 「桜岳随筆」=有馬純清が米国の排日を糾弾
  • 3章 純清の生い立ち=薩摩のサムライの血
  • 4章 『北米時事』安定期=長男・純義の時代
  • 5章 帰国=純清は鹿児島・純義は東京へ
  • 6章 日米開戦=三男・純雄一家の受難
  • 7章 戦時下の日本=純義宅は灰燼に
  • 8章 戦争の終結=有馬一族それぞれの戦後
  • 9章 有馬環の手記

「BOOKデータベース」 より

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