神話がわたしたちに語ること
著者
書誌事項
神話がわたしたちに語ること
(新・世界の神話)
角川書店, 2005.11
- タイトル別名
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A short history of myth
神話がわたしたちに語ること
- タイトル読み
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シンワ ガ ワタシ タチ ニ カタル コト
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内容説明・目次
内容説明
「人間は常に神話を生み出してきた」という言葉で始まる本書は、アームストロング自身の神話・宗教論をぎゅっと凝縮させた、まさに神話シリーズのガイドとなる一冊。いかにして神話というものが生まれ、世界各地で語り継がれてきたか。神話が単なるおとぎ話でなく、いかに人間にとってかけがえのないものであるかを、見事な論拠で描きだしてゆく。神話の歴史とは、人間性の歴史でもある。人間のイマジネーションから生み出された神話は、旧石器時代から現代に至るまで、様々なかたちで人々に生きる力を与えてきた。それはまさに芸術と同じ—本書を読めば、その力の壮大さにあらためて驚嘆せざるをえない。そして現代社会にはびこる病巣の根源が、近代の神話の変遷—科学による神話の失墜と密接につながっていることを、アームストロングは指摘する。
目次
- 1 神話とは何か
- 2 旧石器時代 狩人の神話(紀元前二万年‐紀元前八千年)
- 3 新石器時代 農耕の民の神話(紀元前八千年‐紀元前四千年)
- 4 文明の始まり(紀元前四千年‐紀元前八百年)
- 5 枢軸時代(紀元前八百年‐紀元前二百年)
- 6 枢軸時代以後(紀元前二百年頃‐西暦一五〇〇年頃)
- 7 西欧の大変革(西暦一五〇〇年頃‐二〇〇〇年)
「BOOKデータベース」 より