複雑系としての身体運動 : 巧みな動きを生み出す環境のデザイン
著者
書誌事項
複雑系としての身体運動 : 巧みな動きを生み出す環境のデザイン
東京大学出版会, 2005.12
- タイトル別名
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Dynamical system approach to human complex movement
- タイトル読み
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フクザツケイ トシテノ シンタイ ウンドウ : タクミナ ウゴキ オ ウミダス カンキョウ ノ デザイン
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注記
欧文タイトルは標題紙裏による
学位論文 「打球動作における複合運動学習」 (筑波大学, 2001年提出) を土台に改稿したもの
文献: p169-184
内容説明・目次
内容説明
スポーツする身体は、きわめて複雑な環境の要請に、しかし瞬時に、巧みに応答する。この「動きの知」にいかに迫るか。環境と身体、運動の連鎖までをもひとつの複雑な系(システム)としてとらえ、アフォーダンス理論なども包摂した「ダイナミカルシステムアプローチ」を具体化。オリジナリティあふれる方法論により、機械的身体論も認知主義をも超えて、人間の巧みな動きの解明と、その獲得に迫る。
目次
- 第1章 運動の制御・学習における2つのアプローチ(Motor‐action論争;運動システムアプローチ ほか)
- 第2章 運動システムアプローチで打球動作を分解する(一致見越しタイミングと呼ばれるバッティング動作;バッティング動作の内的タイミング ほか)
- 第3章 ダイナミカルシステムアプローチで打球動作を統合する(ダイナミカルシステムアプローチの非自励系への拡張;複合運動によって生ずる複雑さ ほか)
- 第4章 複雑な運動を獲得する(打球成績が低下しない複合運動;複合運動学習)
「BOOKデータベース」 より