アメリカの対外関与 : アイデンティティとパワー
著者
書誌事項
アメリカの対外関与 : アイデンティティとパワー
有斐閣, 2005.12
- タイトル別名
-
At home abroad : identity and power in American foreign policy
アメリカの対外関与
- タイトル読み
-
アメリカ ノ タイガイ カンヨ : アイデンティティ ト パワー
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注記
その他の訳者: 石川卓, 島村直幸, 高橋杉雄
原著(Ithaca and London : Cornell Univ. Press, 2002)の全訳
内容説明・目次
内容説明
単独主義か国際主義か—アメリカのリーダーシップは旧来の動揺を超えて、「適切な対外関与」を達成できるであろうか。その鍵は、パワーとアイデンティティのバランスにある。米国家安全保障会議(NSC)上級スタッフなどを務め、しかも理論家として名高い著者が、21世紀のアメリカ外交を理論的・実証的に分析する書。近年の国際政治学界で注目されるコンストラクティヴィズム(構成主義)を咀嚼しつつ、これまで主流であったリアリズム(現実主義)との融合を図り、「アイデンティティ=パワー・アプローチ」を提唱する。
目次
- 序章 適切な対外関与とは—アメリカの孤絶した自己イメージの克服をめざして
- 第1章 アイデンティティとパワー—国益の源泉
- 第2章 二律背反—アメリカ外交の伝統
- 第3章 国家アイデンティティ—アメリカ外交への影響
- 第4章 恒久的なパートナーシップに向けて—アメリカと先進民主主義諸国の関係
- 第5章 平和の構築をめざして—アメリカと東ヨーロッパ諸国の関係
- 第6章 二国間主義から多国間主義へ—アメリカのアジア政策
- 第7章 無関心を超えて—アメリカと途上国の関係
- 終章 21世紀アメリカの外交政策
「BOOKデータベース」 より