名画読本 : 日本画編 : どう味わうか
著者
書誌事項
名画読本 : 日本画編 : どう味わうか
(知恵の森文庫)
光文社, 2005.11
- タイトル別名
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名画読本日本画編 : どう味わうか
- タイトル読み
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メイガ ドクホン : ニホンガヘン : ドウ アジワウカ
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注記
カッパ・ブックス「名画読本 : 日本画編」(光文社 1993年刊)の文庫版
参考文献: 巻末
内容説明・目次
内容説明
古臭い、堅苦しい、偉そうだ、とっつきにくいなどの先入観があった日本画に、ユニークな視点で新たな鑑賞術を提案する。北斎の目は高性能カメラだ。「ぼかし」の技術が鑑賞者を快感に導く。日本画は空腹の絵画である…。北斎、広重、歌麿から雪舟、等伯、光琳まで、巨匠11人の名画14点の奥義に迫る。
目次
- 葛飾北斎「富嶽三十六景神奈川沖浪裏」—「青」の解禁で何がおこったか
- 葛飾北斎「富嶽三十六景凱風快晴」—富士山に学ぶ日本人の大物帝王学
- 歌川広重「名所江戸百景亀戸梅屋舗」—印象派が浮世絵から学んだもの
- 歌川広重「東海道五拾三次之内品川」—絵で江戸の庶民生活を体験する
- 喜多川歌麿「姿見七人化粧」—美人画の魅惑と彫り師の職人芸
- 鈴木春信「縁先物語」—太平の眠りの中の江戸恋愛物語
- 東洲斎写楽「三代目大谷鬼次の奴江戸兵衛」—“色彩の魔術”を美味しく味わう
- 雪舟「慧可断臂図」—絵の快感は「謂れ」を超越する
- 長谷川等伯「枯木猿猴図」—時代を超える気迫の前衛表現
- 長谷川等伯「松林図屏風」—「間」の中に何を隠し描いたのか
- 尾形光琳「紅白梅図屏風」—「デザイン」なくして日本画はない
- 俵屋宗達「風神・雷神図屏風」—脳内電蓄屏風のサウンドを楽しむ
- 与謝蕪村「鴉図」—文人画の魅力はどこにあるか
- 円山応挙「藤花図屏風」—絵筆の冒険度に絶対値はない
「BOOKデータベース」 より