トーマス・マンとクラウス・マン : 《倒錯》の文学とナチズム

書誌事項

トーマス・マンとクラウス・マン : 《倒錯》の文学とナチズム

奥田敏広著

ナカニシヤ出版, 2006.1

タイトル別名

Thomas Mann und Klaus Mann : Literatur der "Verkehrtheit" und Nationalsozialismus

トーマスマンとクラウスマン : 倒錯の文学とナチズム

タイトル読み

トーマス マン ト クラウス マン : トウサク ノ ブンガク ト ナチズム

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注記

博士論文(京都大学提出) の第七章,第八章を大きく書き改め新しい第七章とし、全体に若干の変更を加えたもの

引用文献: p305-314

内容説明・目次

内容説明

創作メモをはじめとする最新の一次資料を渉猟しマン父子の作品を精緻に解読、時代の狂気と交錯する作家の欲望をえぐり出す。

目次

  • 第1部 “倒錯”と文学(禁忌と啓蒙;「俳優」としての“前衛作家”—若いクラウス・マン;ドン・キホーテの愛—トーマス・マンの「最後の愛」をめぐって;パロディー、あるいは文学のための「体験」—パウル体験と『ファウストゥス博士』 ほか)
  • 第2部 文学と政治、あるいはリアリズムと象徴(同性愛とナチズム—「問題がある」;ナショナリズムの創造力—マン父子とドイツ青年運動;エロスと暴力—クラウス・マンの亡命小説『火山』;ふたつの「キス」—トーマス・マンの小説『マーリオと魔術師』 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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