回想の人びと
著者
書誌事項
回想の人びと
(ちくま文庫, [つ-2-5])
筑摩書房, 2006.2
- タイトル読み
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カイソウ ノ ヒトビト
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注記
2002年12月潮出版社刊
内容説明・目次
内容説明
安田武、谷川雁、武谷三男、長井勝一、秋山清、加太こうじ、富士正晴、金達寿、ロナルド・ドーアなど、哲学者である著者が出会った23人をめぐる回想録。評論家や作家、漫画編集者、詩人など同時代を生き、著者に影響を与えた人びととの対話でもある。
目次
- 安田武(1922〜1986)—戦争体験の継承とくらしの型
- 谷川雁(1923〜1995)—「北がなければ日本は三角」
- 武谷三男(1911〜2000)—「完全無欠の国体観」にひとり対する
- 長井勝一(1921〜1996)—マンガ雑誌『ガロ』をおこした編集者
- 秋山清(1905〜1988)—自分の経験をくりかえし吟味する
- 加太こうじ(1918〜1998)—『黄金バット』の“生きている江戸”
- 葦津珍彦(1909〜1992)—日本民族を深く愛した人
- 富士正晴(1913〜1987)—かざりのない二つの原則
- 金達寿(1919〜1997)—祖国分断と差別から生まれた日本語文学
- 黒田三郎(1919〜1980)—薩摩士族の羞恥心を受け継いだ詩人〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より