ジャン・メリエ遺言書 : すべての神々と宗教は虚妄なることの証明

Bibliographic Information

ジャン・メリエ遺言書 : すべての神々と宗教は虚妄なることの証明

ジャン・メリエ著 ; 石川光一, 三井吉俊訳

法政大学出版局, 2006.2

Other Title

ジャンメリエ遺言書 : すべての神々と宗教は虚妄なることの証明

Title Transcription

ジャン メリエ ユイゴンショ : スベテ ノ カミガミ ト シュウキョウ ワ キョモウナル コト ノ ショウメイ

Available at  / 92 libraries

Note

司祭ジャン・メリエの遺した「覚え書」および同書に添えられていたと思われる近隣の同僚司祭に宛てた2通の書簡の全訳

布装

Description and Table of Contents

Description

17世紀末〜18世紀初頭、フランスの一田舎司祭ジャン・メリエは、深夜、灯火の下で教区民のために営々と驚くべき文章を綴り続けた。神々と宗教の虚妄なることを論証したこの『覚え書』は、啓蒙期の代表的地下文書として流布し、旧体制を根底から震撼させた。知られざる思想家が遺した古今東西最大の遺言書、初の日本語完訳成る。

Table of Contents

  • 序文。本書の意図
  • 世界のさまざまな宗教に関する著者の思索と見解
  • すべての宗教は誤謬とまやかしとペテンにすぎない
  • すべてが人間の発明にすぎないさまざまな宗教の虚妄と虚偽について
  • 政治家が宗教の誤謬と悪弊を用いるのはなぜか
  • 古代人には皇帝や偉人を神々に列するという慣習があった。お偉方の思い上がりと一部の者のへつらいと一部の者の無知が、この悪弊を導入し、それに権威を与えた
  • 古代人は人間が死後、神になることができると信じていた
  • 偶像崇拝の起源
  • 前述のさまざまな宗教の虚妄と虚偽について。盲目的信心であり、あらゆる宗教の基盤として使われる信仰は、誤謬と錯誤とペテンの原理にすぎない
  • また信仰は人々の間における騒乱と永遠の分裂の致命的な源と原因でしかない〔ほか〕

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Details

  • NCID
    BA75708972
  • ISBN
    • 4588150421
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Original Language Code
    fre
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    xvi, 1329, 36p, 図版[4]p
  • Size
    22cm
  • Classification
  • Subject Headings
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