丙午の女
著者
書誌事項
丙午の女
柏艪舎 , 星雲社 (発売), 2006.2
- タイトル別名
-
The legend of fire horse woman
- タイトル読み
-
ヒノエウマ ノ オンナ
大学図書館所蔵 件 / 全17件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
内容説明・目次
内容説明
1902年、広島県。幼くして両親を失った丙午生まれのサヨは、地元の旧家である松原家へ嫁ぐことになり、次男の廣志が待つ新天地アメリカへと旅立った—。1942年、カリフォルニア。第二次大戦の勃発によってサヨは、娘のハナ、孫のテリとともに、マンザナール日系人強制収容所へ送られた—物語は、この二つの軸を中心に展開する。運命と宿命を乗り越え、愛と自由に目覚める女性たちの姿が、詩情豊かな筆致で綴られ、随所にちりばめられた珠玉のフレーズが胸を打つ。縦糸と横糸のように織り合わさる二つの軸はやがて、美しいタペストリーのように、時空を越えて完結する。『マンザナールよ、さらば』で高い評価を受けた日系女流作家、ジャンヌ・ワカツキ・ヒューストンが満を持して放つ、壮大な歴史フィクション。
「BOOKデータベース」 より