ブルバキ数学史
著者
書誌事項
ブルバキ数学史
(ちくま学芸文庫, [フ-25-1]-[フ-25-2])
筑摩書房, 2006.3
- 上
- 下
- タイトル別名
-
Éléments d'histoire des mathématiques
- タイトル読み
-
ブルバキ スウガクシ
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注記
原著 (Paris : Masson , 1984) 第3版の翻訳
1993年7月, 東京図書刊に原書第3版による増補・改訂を施し2分冊にしたもの
叢書番号はブックジャケットによる
初出一覧: 巻末
内容説明・目次
- 巻冊次
-
上 ISBN 9784480089779
内容説明
「構造」の観点から20世紀の数学全体を基礎づけ直したフランスの若き数学者集団ブルバキ。彼らの壮大な試みはユークリッドの『原論』を模して『数学原論』40余冊として結晶した。最新の各理論の指導的理念やその形成展開の過程はどのようなものであったのか。膨大な原典史料を駆使して、理論の背後にある思考様式や哲学を含め考察したものが、「歴史覚えがき」として著された本書である。「構造」を「歴史」から逆照射する、数学者自身によるユニークな数学史。数学専攻の学生・研究者はもちろん、「構造主義」哲学に関心ある読者には必読。文庫版は3篇を増補した決定版。上巻は「一様空間」まで。
目次
- 数学の基礎、論理、集合論
- 記数法、組合せ論
- 代数学の進展
- 線型および複線型代数学
- 多項式と可換体
- 整除性、順序体
- 可換代数学、代数的整数論
- 非可換代数学
- 2次形式、初等幾何学
- 位相空間
- 一様空間
- 巻冊次
-
下 ISBN 9784480089786
内容説明
「構造」の観点から20世紀の数学全体を基礎づけ直したフランスの若き数学者集団ブルバキ。彼らの壮大な試みはユークリッドの『原論』を模して『数学原論』40余冊として結晶した。最新の各理論の指導的理念やその形成展開の過程はどのようなものであったのか。膨大な原典史料を駆使して、理論の背後にある思考様式や哲学を含め考宰したものが、「歴史覚えがき」として著された本書である。「構造」を「歴史」から逆照射する、数学者自身によるユニークな数学史。数学専攻の学生・研究者はもちろん、「構造主義」哲学に関心のある読者には必読。下巻には「リー群とリー環」など3篇を増補。決定版。
目次
- 実数
- 指数と対数
- n次元空間
- 複素数、角の計量
- 距離空間
- 微分積分学
- 漸近展開
- ガンマ関数
- 関数空間
- 位相線型空間
- 局所コンパクト空間上の積分
- ハール測度.畳み込み積
- 局所コンパクトではない空間上の積分
- リー群とリー環
- 鏡映群.ルート系
「BOOKデータベース」 より