フランシス・ベイコン《磔刑》 : 暴力的な現実にたいする新しい見方

書誌事項

フランシス・ベイコン《磔刑》 : 暴力的な現実にたいする新しい見方

イェルク・ツィンマーマン著 ; 五十嵐蕗子, 五十嵐賢一訳

(作品とコンテクスト)

三元社, 2006.2

タイトル別名

Francis Bacon, Kreuzigung : Versuch, eine gewalttätige Wirklichkeit neu zu sehen

フランシスベイコン磔刑 : 暴力的な現実にたいする新しい見方

タイトル読み

フランシス ベイコン タッケイ : ボウリョクテキ ナ ゲンジツ ニ タイスル アタラシイ ミカタ

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注記

原著 (Frankfurt am Main: Fischer Taschenbuch Verlag, 1986) の翻訳

参考文献: p130-131

年譜: p132-134

折り込み図1枚

内容説明・目次

内容説明

暴力に晒され、暴力に苛まれる人間の姿を描き続けた20世紀絵画の巨匠フランシス・ベイコン。ナチスによる残虐行為をテーマに潜ませたこの絵を、ドイツ人である著者が詳細に腑分けし、画家が切り拓いた「現実にたいする新しい見方」を探り出す。

目次

  • ぼくは何も語らない
  • きわめて統一のとれた明快な背景
  • すばらしく便利な架台
  • 筆のひと掃きの行方
  • 生か死かは、投げられたコインの裏表
  • 腕のまわりの赤
  • 口の形はどのように変質してゆくのか
  • 何かをするでもなく
  • 絶対絵画へのアプローチ
  • 人間の行動のひと幕
  • 強調され、かつ孤立した位置
  • ストーリーを語らずに多くの人物を描く
  • くりかえし新しく創出されるリアリズム

「BOOKデータベース」 より

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