書誌事項

反戦平和の手帖

喜納昌吉, C・ダグラス・ラミス共著

(集英社新書, 0334A)

集英社, 2006.3

タイトル別名

反戦平和の手帖 : あなたしかできない新しいこと

タイトル読み

ハンセン ヘイワ ノ テチョウ

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内容説明・目次

内容説明

平和でいるために武力は必要という前提の下、戦争を限定的に肯定する論理を「正戦論」という。この考え方が、各国の法制度や国際法の基盤となり、反戦平和を嘲笑う現実主義者たちの論拠ともなっている。しかし、彼らの常識は、ほんとうに「現実的」なのだろうか?本書では、沖縄の悲劇を直視しつづける音楽家と、元アメリカ海兵隊員の政治学者という異色コンビが、自らの来歴を振り返りながら、第二次世界大戦後のアメリカ、日本、沖縄における既存の運動のあり方を具体的に検証していく。着実に進行しつつある滅亡の現実に抵抗するための、一般常識としての反戦平和。

目次

  • 「現実的な戦争」は存在するか?
  • 第1部 戦後六〇年を語る(ハイサイおじさんと戦争の狂気—喜納昌吉が見た戦後世界(〜一九七二年、沖縄復帰まで);「戦争をしません」から「戦争は禁止されています」まで—ダグラス・ラミスが見た戦後世界(〜一九七二年、沖縄復帰まで);二〇世紀の社会運動を振り返る—沖縄の本土復帰以後)
  • 第2部 私たちに何ができるか(もう間にあっていない問題の解決策;一般常識としての反戦平和)

「BOOKデータベース」 より

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