生と死の自然史 : 進化を統べる酸素
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書誌事項
生と死の自然史 : 進化を統べる酸素
東海大学出版会, 2006.3
- タイトル別名
-
Oxygen : the molecule that made the world
- タイトル読み
-
セイ ト シ ノ シゼンシ : シンカ オ スベル サンソ
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注記
監訳: 西田睦
もっと読みたい方へ: p515-536
内容説明・目次
内容説明
なぜ、カンブリア紀に進化の大爆発が起こったのか、なぜ、この世には雄と雌がいるのか、なぜ、人は老いるのか。酸素の視点から、生命進化の道筋、性の存在理由、加齢・老化・病気の意味が解き明かされる。
目次
- 序—生と死の妙薬
- 開闢のとき—酸素その起源と重要性
- 沈黙の年月—微生物進化の三十億年
- 爆発的進化の導火線—スノーボール・アース、環境変化、そして最初の動物
- ボルソーヴァーの大トンボ—酸素と巨大生物の出現
- 危険な大気—酸素とX線 共通の毒性機構
- 緑の惑星—日光と光合成の進化
- 祖先を求めて—酸素出現以前の私たち共通の祖先
- ある逆説—ビタミンCと抗酸化剤の多彩な顔
- 抗酸化マシーン—酸素と暮らす方法さまざま
- 性と肉体維持の技法—老化現象の進化とトレード・オフ
- 絶食は不老不死への道?—食物、性、長寿のトライアングル
- 役割負担へ向かわせるもの—暮らしのペースト両性の必要性
- 遺伝子と宿命を超えて—老化と疾病の二重スパイ説
- 生と死と酸素と—進化から見た老化の将来
「BOOKデータベース」 より