松本清張の現実(リアル)と虚構(フィクション) : あなたは清張の意図にどこまで気づいているか
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書誌事項
松本清張の現実(リアル)と虚構(フィクション) : あなたは清張の意図にどこまで気づいているか
(B選書)
ビジネス社, 2006.2
- タイトル別名
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松本清張の現実と虚構 : あなたは清張の意図にどこまで気づいているか
- タイトル読み
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マツモト セイチョウ ノ リアル ト フィクション : アナタ ワ セイチョウ ノ イト ニ ドコマデ キズイテ イルカ
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内容説明・目次
内容説明
「人間の闇を映し出している」とリアルに感じるのはなぜか?清張は、日本の歴史や天皇制、教科書問題など、まさに現在へ脈々と通じる問題を、作品を通じて表現し、訴えかけている。
目次
- 第1章 「松本清張」という方法
- 第2章 清張文学における“権力”批判の方法—「二大疑獄事件」から見た戦後史
- 第3章 松本清張と三島由紀夫—小説の中の“私”と“社会”
- 第4章 清張の歴史意識—『火の路』における“物語=歴史”をめぐる闘争
- 第5章 清張と歴史教育—『落差』のアクチュアリティ
- 第6章 清張文学における「旅」—『砂の器』の記号論
- 第7章 社会派推理小説における「メディア」の機能—『不安な演奏』を可能にしたもの
- 第8章 清張文学における「間テクスト性」の問題—『Dの複合』の多重性をめぐって
- 第9章 天皇制の謎をめぐって—『昭和史発掘』から見えてくるもの
「BOOKデータベース」 より