キャロライン王妃事件 : 「虐げられたイギリス王妃」の生涯をとらえ直す

書誌事項

キャロライン王妃事件 : 「虐げられたイギリス王妃」の生涯をとらえ直す

古賀秀男著

人文書院, 2006.3

タイトル別名

キャロライン王妃事件 : 虐げられたイギリス王妃の生涯をとらえ直す

タイトル読み

キャロライン オウヒ ジケン : シイタゲラレタ イギリス オウヒ ノ ショウガイ オ トラエナオス

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注記

参考文献: p326-338

内容説明・目次

内容説明

国力拡張とともに改革を迫られた大英帝国に、新たな激震をもたらした王室のスキャンダル、その主人公イギリス王妃キャロライン(1768‐1821)の波瀾にみちた生涯を丹念にたどる国内初の本格的研究書。不幸な結婚、夫ジョージ4世との不和、出国後の長い旅と帰国、そして陰謀渦巻くスキャンダル裁判、あらゆる階層を巻き込んだ国家規模での熱狂…。長年にわたり、産業革命期の民衆政治運動研究に携わる著者による労作。

目次

  • 第1章 ジョージとキャロラインの生い立ち—ロンドンとブラウンシュヴァイク
  • 第2章 不幸な結婚—皇太子ジョージと従妹キャロライン
  • 第3章 失せていく夢—カールトン・ハウスからブラックヒースへ
  • 第4章 慎重な調査—「虐げられた」王妃の第一幕
  • 第5章 薄命の皇女シャーロット—その結婚と夭折
  • 第6章 キャロライン妃の出国と大陸旅行
  • 第7章 ミラノ委員会—「虐げられた」王妃の焦点
  • 第8章 王妃キャロラインの帰国
  • 第9章 王妃国王の戴冠、
  • 第10章 王国の戴冠、王妃の葬送とロンドンの民衆
  • 終章 キャロライン王妃事件をどうとらえるか

「BOOKデータベース」 より

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