花鳥諷詠新論
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花鳥諷詠新論
角川書店, 2006.2
- タイトル読み
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カチョウ フウエイ シンロン
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注記
俳誌「笹」の2001年3月号から2004年8月号までに毎号連載されたもの
内容説明・目次
内容説明
日本人の風流観と花鳥諷詠の本質。その根底に横たわる詩情—世を憂い俗情をきらった先覚的風流人たちの心性を、広い視野から歴史的に、きめこまかに語った憂世の詩歌・俳句論。
目次
- 1 風流詩史の前提
- 2 松尾芭蕉(十七世紀)—日本の詩史に登場した最高の詩人
- 3 与謝蕪村(十八世紀)—多能の文人画詩人
- 4 尾形光琳の詩情—京の美を普遍ならしめた風流画家
- 5 浦上玉堂の詩情—世界を拒絶し風流に遊んだ文人画家
- 6 良寛(十八〜十九世紀)—憂世と隠逸の僧
- 7 打算のない相互愛(恋愛)—その風流な詩性
- 8 花鳥諷詠新論
「BOOKデータベース」 より