ピカソの「正しい」鑑賞法
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ピカソの「正しい」鑑賞法
(青春文庫)
青春出版社, 2000.6
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ピカソ ノ タダシイ カンショウホウ
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Note
パブロ・ピカソ年表: p212-215
参考文献: p216
Description and Table of Contents
Description
何かの権威にすがるのでも、組織を動かすのでもなく、自分自身の眼と頭と体と指先だけで、世界の人々が共感する表現をなしえたピカソは天才であると同時に、私たち個人にもっとも身近な一人の人間でもあったのです。ピカソの作品をよく見てください。絵画の究極とも基本ともされるのは「線」と「色彩」ですが、ピカソの作品にはどんな難解と思われる作品でも、この二つの基本、「線」と「色彩」が実に生き生きと表現されています。そしてピカソは,美術の歴史でもあり体系でもあった「空間」の表現を、まったく新しく独自に表現しています。だからこそ、20世紀を代表する新しい画家になったのです。
Table of Contents
- 第1章 天才ピカソの誕生『科学と慈愛』
- 第2章 青の時代『生』
- 第3章 バラ色の時代『軽業師の家族と猿』
- 第4章 キュビスムの誕生『アヴィニョンの娘たち』
- 第5章 キュビスムの新たな展開『籐張りの椅子のある静物』
- 第6章 古典主義への回帰『海岸を走る女たち』
- 第7章 シュールレアリスムへの流れ『ダンス』
- 第8章 戦争とピカソ『ゲルニカ』
- 第9章 ピカソの苦悩『泣く女』
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