史料学入門
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書誌事項
史料学入門
(岩波テキストブックス)
岩波書店, 2006.5
- タイトル読み
-
シリョウガク ニュウモン
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注記
内容: 序論: 読者に過去が届くまで, 第I部: 史料批判という基本(1「古文書学と碑文学」-3「非文字社会と文字資料」), 第II部: 史料の政治学(4「削られた文章」-6「事件史と裁判」), 第III部: 史料の読み方・生かし方(7「書物から身体への接近」-10「共通歴史副教材を読む」), 第IV部: 現代史:現在と過去の干渉(11「記憶と史料の対抗」-13「オーラル・ヒストリーの可能性」), 索引, 執筆者紹介
引用参考文献, もっと知りたい人のために: 章末
収録内容
- 読者に過去が届くまで / 三谷博 [執筆]
- 古文書学と碑文学 : 古代ローマ史の事例 / 本村凌二 [執筆]
- 歴史学者の国語(日本語)学 : 室町時代の古記録を読む / 桜井英治 [執筆]
- 非文字資料と文字資料 : アンデス史の場合 / 網野徹哉 [執筆]
- 削られた文書 : 史料の表層と本質,エンヴェル・パシャの一演説を例に / 山内昌之 [執筆]
- 「太平天国」像の形成と変貌 / 並木頼寿 [執筆]
- 事件史と裁判 : 「蛮社の獄」の場合 / 三谷博 [執筆]
- 書物から身体への接近 : モリエールの喜劇より / 長谷川まゆ帆 [執筆]
- 年代記を読む : 中世ヨーロッパの年代記と挿絵 / 甚野尚志 [執筆]
- 自伝を読む : 個人から見た植民地期のインド社会 / 井坂理穂 [執筆]
- 共通歴史副教材を読む : バルカン諸国の和解の試み / 柴宜弘 [執筆]
- 記憶と史料の対抗 / 油井大三郎 [執筆]
- 口述/観察/非文字資料 : 民俗学研究の立場から / 岩本通弥 [執筆]
- オーラル・ヒストリーの可能性 : 政治史への展開 / 御厨貴 [執筆]
内容説明・目次
内容説明
歴史学の基礎作業ともいうべき史料の批判的な解読作業から、どのような豊かなイメージを引き出すことができるのか。本書は、初学者に向けて古今東西の様々な事例を紹介しつつ手ほどきする歴史学入門。史料解読の重要性と面白さを講ずることで、歴史学の何たるか、また歴史研究の醍醐味を伝える。大学教養課程における歴史論の基礎教材として構想されたテキスト。
目次
- 序論 読者に過去が届くまで
- 第1部 史料批判という基本(古文書学と碑文学—古代ローマ史の事例;歴史学者の国語(日本語)学—室町時代の古記録を読む;非文字社会と文字資料—アンデス史の場合)
- 第2部 史料の政治学(削られた文章—史料の表層と本質、エンヴェル・パシャの一演説を例に;「太平天国」像の形成と変貌;事件史と裁判—「蛮社の獄」の場合)
- 第3部 史料の読み方・生かし方(書物から身体への接近—モリエールの喜劇より;年代記を読む—中世ヨーロッパの年代記と挿絵;自伝を読む—個人から見た植民地期のインド社会;共通歴史副教材を読む—バルカン諸国の和解の試み)
- 第4部 現代史・現在と過去の干渉(記憶と史料の対抗—米国における戦争体験を中心に;口述/観察/非文字資料—民俗学研究の立場から;オーラル・ヒストリーの可能性—政治史への展開)
「BOOKデータベース」 より