「分ける」こと「わかる」こと
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「分ける」こと「わかる」こと
(講談社学術文庫, [1767])
講談社, 2006.6
- タイトル別名
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分けることわかること
- タイトル読み
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「ワケル」コト「ワカル」コト
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注記
原本は1982年講談社より刊行
シリーズ番号はブックジャケットによる
内容説明・目次
内容説明
「わかる」ために人間が行なう「分ける」という行為。分類の仕方はまた認識の仕方を決定づける。天と地、三材、四大、五行…世界認識のために引かれる分節線は細分化を通して原理に到り、折り返しなされる再構成の作業が「理解」を導く。古代ギリシャ・東洋の思想から近代哲学・科学まで分類の方法と論理を渉猟し、「わかる」ことの人間的真相に迫る。
目次
- 第1章 「わかれ」の論理—分離と統一(「わかれ」—もう一度一つになること;分かれる前が本来の姿 ほか)
- 第2章 「わかり」の論理—認識と理解(「わかる」ということ;これ以上分けられないものに還元する ほか)
- 第3章 「わけ」の論理—カテゴリーと範疇(クラシフィケーションと分類;利害による分類から客観的な分類 ほか)
- 第4章 「ことわけ」の論理—抽象と階層組織(共通点を拾いあげる;抽象のさまざまなレベル ほか)
- 第5章 「わかる」の論理—意義と目的(教訓;「わかった風」 ほか)
「BOOKデータベース」 より