流紋 : ハーディ文学の現代性

書誌事項

流紋 : ハーディ文学の現代性

藤井繁著

日本図書刊行会 , 近代文芸社(発売), 2006.3

タイトル読み

リュウモン : ハーディ ブンガク ノ ゲンダイセイ

大学図書館所蔵 件 / 27

この図書・雑誌をさがす

内容説明・目次

内容説明

タブーへの迂回路として異教の世界を背景に、時間と空間の隔たりを強調、物語に多様で華麗な表現を与える。

目次

  • ハーディ文学が難解なのは何故か
  • 第1部 「ウェセックス」の異教信仰の残映(『帰郷』—異教の女神ユーステイシア;『ダーバヴィル家のテス』—背景は異教の世界)
  • 第2部 「現在と過去の併置」が意味するもの(『キャスターブリッジの市長』—過去への欲望;『ダーバヴィル家のテス』—変容する時間と空間)
  • 第3部 「視覚=意識」に表現を与えたもの(『日陰者ジュード』—「ちびの時じいさん」の人物造形;『恋の魂』—ナルキッソスの運命を生きるピアストン)
  • 第4部 「時間」・「ペシミズム」・「愛」・「死」(『らっぱ隊長』—主題は「歴史」ではなく「時間」;トマス・ハーディの「ペシミズム」;恋人トライフィーナ・スパークスの謎;(詩)「死後は」—「死」に抗う「生」)
  • ハーディ文学の「現代性」とは?

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA77209350
  • ISBN
    • 482310689X
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    [東京],東京
  • ページ数/冊数
    321,6p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
ページトップへ