流紋 : ハーディ文学の現代性
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流紋 : ハーディ文学の現代性
日本図書刊行会 , 近代文芸社(発売), 2006.3
- タイトル読み
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リュウモン : ハーディ ブンガク ノ ゲンダイセイ
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内容説明・目次
内容説明
タブーへの迂回路として異教の世界を背景に、時間と空間の隔たりを強調、物語に多様で華麗な表現を与える。
目次
- ハーディ文学が難解なのは何故か
- 第1部 「ウェセックス」の異教信仰の残映(『帰郷』—異教の女神ユーステイシア;『ダーバヴィル家のテス』—背景は異教の世界)
- 第2部 「現在と過去の併置」が意味するもの(『キャスターブリッジの市長』—過去への欲望;『ダーバヴィル家のテス』—変容する時間と空間)
- 第3部 「視覚=意識」に表現を与えたもの(『日陰者ジュード』—「ちびの時じいさん」の人物造形;『恋の魂』—ナルキッソスの運命を生きるピアストン)
- 第4部 「時間」・「ペシミズム」・「愛」・「死」(『らっぱ隊長』—主題は「歴史」ではなく「時間」;トマス・ハーディの「ペシミズム」;恋人トライフィーナ・スパークスの謎;(詩)「死後は」—「死」に抗う「生」)
- ハーディ文学の「現代性」とは?
「BOOKデータベース」 より