一身にして二生、一人にして両身 : ある政治研究者の戦前と戦後
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一身にして二生、一人にして両身 : ある政治研究者の戦前と戦後
岩波書店, 2006.6
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一身にして二生一人にして両身 : ある政治研究者の戦前と戦後
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イッシン ニ シテ ニショウ イチニン ニ シテ リョウシン : アル セイジ ケンキュウシャ ノ センゼン ト センゴ
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Description and Table of Contents
Description
軍国主義的臣民から民主主義的市民へ「一身二生」を経、また「市民」と「研究者」の間の緊張のなかに「一人両身」を生きてきた著者の自叙伝。内務官僚の父を持ち、軍隊生活を体験した戦前から、政治学者として禁欲的に研鑽を積み、市民運動にかかわるまでの激動の人生を、世の中の動きと重ねながら、若い世代に向けて熱っぽく語る。
Table of Contents
- 内務官僚の家に育って
- 政治の中の言葉の怖さ—「正義」と「新体制」
- 軍隊生活を体験して
- 戦争への反省と民主主義への希望
- 占領後期から五五年体制成立期の研究者
- 六〇年安保の市民的昂揚
- アメリカ体験の私にとっての意味
- ヴェトナム反戦と市民の国境をこえた連帯
- 日本近代化の矛盾—大学・公害・差別反対闘争
- 戦争責任問題と滞独体験
- 戦後補償と敗戦五〇年
- 九〇年代なかば以後と今日の課題
- 付録 二〇〇五年総選挙後に想う
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