遠藤周作の縦糸
著者
書誌事項
遠藤周作の縦糸
朝文社, 2006.4
[新装版]
- タイトル別名
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遠藤周作の縦糸 : 体験的作家論
The sprit of Shusaku Endo
- タイトル読み
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エンドウ シュウサク ノ タテイト
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注記
遠藤周作年譜:p274-289
その他のタイトルはジャケットによる
内容説明・目次
内容説明
遠藤周作没後10年に贈る。小西行長伝『鉄の首枷』とペドロ岐部伝『銃と十字架』は評伝として書かれた。だが、なぜ支倉常長伝とも言うべき『侍』は小説として書かれたのか。その謎を追って展開される体験的遠藤周作論。
目次
- 『鉄の首枷』—神は見放さない(なぜ“評伝”として書くのか;唯一の手法としての評伝;野心と“面従腹背”の姿勢 ほか)
- 『鉄と十字架』—殉教者の論理(なぜ殉教者を主人公にするのか;“地上の王国と神の国”;留学の途上に見たもの ほか)
- 『侍』—内的自伝の試み(支倉常長の墓に詣でる;作者と作中人物の濃密な関係;なぜ“小説”として書くのか ほか)
「BOOKデータベース」 より