書誌事項

ピエールとリュース

ロマン・ロラン [著] ; 宮本正清訳

みすず書房, 2006.5

  • : 新装版

タイトル別名

Pierre et Luce

タイトル読み

ピエール ト リュース

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内容説明・目次

内容説明

「次の停留所では、大混雑だった。すでに満員の車内へ人々は叫びながら殺到した。ピエールは人の波にもまれ、押しやられたのに気づいた。円天井の上には、町の上には、上空には、鈍い爆音。列車は発車した。…車内では恐怖の叫び「独機が来たんだよ!」…彼の手は自分にさわっていた手をつかんでいた。そして眼を上げたときに、それが「彼女」だったのを見た。」第一次世界大戦下のパリ、ドイツ軍の空爆のなか、地下鉄で出会った二人。召集をうけていた良家の息子ピエールと、生活費を稼ぐための絵を画くリュースが、結ばれることは困難であると自覚しながらも想いを募らせる。『ジャン・クリストフ』『魅せられたる魂』を執筆し、ノーベル文学賞を受賞したロマン・ロランによる、平和への願いが込められたうるわしい二ヶ月の恋物語。

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA77567587
  • ISBN
    • 4622072238
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 原本言語コード
    fre
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    124p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
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