寺山修司 : 過激なる疾走
著者
書誌事項
寺山修司 : 過激なる疾走
(平凡社新書, 331)
平凡社, 2006.7
- タイトル読み
-
テラヤマ シュウジ : カゲキナル シッソウ
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注記
寺山修司年譜: p250-253
内容説明・目次
内容説明
寺山修司—俳人、歌人、詩人、小説家、エッセイスト、シナリオライター、競馬評論家、煽動家、映画監督、演劇実験室・天井桟敷主宰者など、肩書きは一〇を超える。一九六〇年代後半に日本のアングラ文化を創造し、今も、サブカルチャーの先駆者などとして注目されている…。あなたはいったい誰ですか?寺山のスタッフを経て劇作家となった著者がその生涯を描く、“決定版”寺山修司のすべて。
目次
- 父の戦病死と二人の“母”—寺山修司の生い立ち
- 孤独な少年は石川啄木にあこがれる—映画と俳句の関係
- 学生歌人の光と陰—『短歌研究』の特選と“模倣問題”
- 大学での初めての体験—恋愛とネフローゼと
- シナリオ執筆で才能開花—一九六〇年を生きる
- エロスのアナキストへ—『乾いた湖』と六〇年安保闘争の関係
- 結婚と『家出のすすめ』—寺山修司の思想的背景
- ライバルは三島由紀夫—サブカルチャーの先駆者として
- “価値紊乱の時代”の煽動者—六〇年代後半のアングラ文化
- 映画と演劇における“私の解体”—『田園に死す』『星の王子さま』『青ひげ公の城』など
- 天井桟敷の実験とその疾走—“演劇の革命”を求めて
- 私の墓は、私のことば—“不完全な死体”から“完全な死体”へ
「BOOKデータベース」 より